ネットワークセキュリティ
🔹 つながる世界における信頼のアーキテクチャ
戦場としてのネットワーク
ネットワークは、あらゆる現代組織の循環器系です。ユーザーとアプリケーションの間でデータを運び、オフィスとクラウド環境を結び、サプライチェーン全体のパートナーをつなぎます。コラボレーションを可能にし、取引を支え、ビジネスが依存するあらゆるデジタルなやり取りを支えています。
同時にネットワークは、攻撃者が足場を築き、ラテラルムーブメント(横展開)を行い、データを持ち出そうとする主戦場でもあります。あらゆるパケットが攻撃となる可能性を持ち、接続されたあらゆるデバイスが侵入口となり得ます。そして、あらゆるプロトコルが悪用される可能性があります。
ネットワークセキュリティとは、ビジネスを支えながら攻撃者を寄せ付けないネットワークを設計・導入・運用するための取り組みです。脅威は境界の外側にも、内側にも、そしてその間をつなぐ接続の中にも、あらゆる場所に存在するという前提に立ちます。
🔹 ネットワークセキュリティの進化
境界の崩壊
従来のネットワークセキュリティは、信頼された内部を強固な境界で守るという考え方に基づいていました。このモデルはもはや機能していません。クラウドコンピューティングによってワークロードは境界の外へ移り、モバイルデバイスは信頼できないネットワークから接続し、パートナーは直接のアクセスを必要としています。境界は消失し、場所に基づいて信頼を前提にできない、分散し相互接続された環境へと置き換わりました。
ゼロトラスト:決して信頼せず、常に検証する
ゼロトラストアーキテクチャは、「信頼された内部ネットワーク」という概念そのものを排除します。すべてのアクセス要求は、発信元にかかわらず認証・認可され、暗号化されます。アクセスは必要なものだけに厳密に限定されます。移動できる信頼された内部が存在しないため、ラテラルムーブメントは封じ込められます。
多層防御:重なり合う防御のレイヤー
完璧な管理策は存在しません。多層防御(Defense in Depth)は、複数の重なり合う防御レイヤーを構築し、いずれか一つのレイヤーが破られても侵害に至らないようにします。各レイヤーはほかのレイヤーが見逃し得る脅威から守り、検知と対応のための時間を稼ぎます。
🔹 ネットワークセキュリティのフレームワーク
- 境界防御 | アプリケーションとユーザーを識別する次世代ファイアウォール、既知の攻撃パターンをブロックする侵入防止システム(IPS)、攻撃トラフィックを吸収・フィルタリングするDDoS(分散型サービス拒否)攻撃対策。
- ネットワークセグメンテーション | 個々のワークロードを隔離するマイクロセグメンテーション、レイヤー2でトラフィックを分離するVLAN、場所を問わずワークロードに追従するソフトウェア定義型セグメンテーション。
- ゼロトラストネットワークアクセス | VPNに代わるアプリケーション単位のアクセス、セッション全体を通じた継続的な検証、ユーザー・デバイス・コンテキストに基づくアイデンティティ中心のポリシー。
- セキュアなリモートアクセス | すべてのアクセスを等しく扱うBeyondCorpモデル、接続前にセキュリティ態勢を確認するエンドポイントのコンプライアンス検証。
📡 ネットワーク検知・対応(NDR) | ベースラインを確立して逸脱を警告する振る舞い分析、復号せずに脅威を特定する暗号化トラフィック分析、侵害の痕跡(IoC)を能動的に探索する脅威ハンティング。 |
☁️ クラウドネットワークセキュリティ | 仮想ファイアウォールとして機能するクラウドのセキュリティグループ、SaaSアプリケーション向けのCASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー)、機密性の高いワークロードを隔離する仮想プライベートクラウド(VPC)のセグメンテーション。 |
🏭 OT(制御技術)セキュリティ | 産業用制御システムを隔離するOTネットワークのセグメンテーション、ModbusやDNP3に対応したプロトコル認識型の検査、運用を妨げるリスクなく観測するパッシブモニタリング。 |
🔹 Shinrai Techのアプローチ
機器より先にアーキテクチャを
効果的なネットワークセキュリティは、機器ではなくアーキテクチャから始まります。当社は、設計段階からセグメント化され、標準で監視され、構造的にレジリエンスを備えた、本質的に安全性の高いネットワークを設計します。セキュリティ管理策をネットワークアーキテクチャに統合することで、複雑さを軽減し、死角をなくし、ビジネスを制約するのではなく後押しします。
継続的な検証
ネットワークセキュリティの設定は、時間とともにずれていきます。新たな脅威が現れ、ビジネス要件も変化します。当社は、自動テストと定期的なペネトレーションテストを通じて、管理策が意図どおりに機能していることを検証し、設定ミスやカバレッジの欠落、時間の経過による劣化を特定する継続的な検証プログラムを導入します。
長期的なパートナーシップ
ネットワークセキュリティは終わりのあるプロジェクトではなく、ビジネスと脅威環境の変化に合わせて進化し続けなければならない継続的な能力です。当社はお客様とともに、ネットワークセキュリティを長期にわたって維持・改善・適応させていきます。インシデントが発生した際には、何が起きたのかを分析し、被害を封じ込め、以前よりも強固な管理策を再構築するまで、お客様に寄り添います。
💡 ネットワークセキュリティの究極の目的は、安心を提供することです。データが守られている、ユーザーが必要なものにアクセスできる、そして中断を恐れることなく事業を運営できるという安心です。Shinrai Techとともに、つながる世界における信頼のアーキテクチャを手に入れてください。
